シンポジウム・セミナーのご案内
第一回「現代木造建築への新たなチャレンジ!」 坂本 功
○講義概要
木造建築は、公共建築の木造化に代表される追い風を受けて、多様な展開をしようとして いる。
本セミナーの最初の講義にあたり、日本における木造建築の歴史を、工学的観点 から振り返ることによって、
木造建築の将来を展望する手だてとする。内容は、
(1)構造から見た明治以降の木造建築の歴史
(2)木造建築の空白期と復活
(3)伝統構法の現代工学による再評価
○講師紹介
専門分野:建築構造学(木造建築含む)工学博士
職歴:建築研究所、東京大学教授、慶應義塾大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授ならびに関係団体の重職を兼務
主要著書:「木造建築を見直す」岩波新書、「地震に強い木造住宅」工業調査会、「新版木造建築構法」市ヶ谷出版
受賞など:日本建築学会賞、日経BP技術賞、防災功労者防災担当大臣表彰ほか