第4回講座
12月3日(火)
18:00~ 20:00
終了しました。 |
テーマ:「2019年度国土交通省助成・モンゴル建築技術支援モンゴル行報告
―モンゴル国のWPC造既存集合住宅の耐震性及び外断熱技術支援」
日時:令和元年12月3日(火)18:00~20:00
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:安部重孝 サーツ常務理事
松本年史 共立女子大学教授 サーツ会員
秋山友昭 (株)東京ソイルリサーチ 執行役員・構造調査設計事業部長
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円)
募集人員:25名
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【講義概要】
国土交通省からは総務課国際室の石原晃彦建築国際関係分析官と杉田朋哉係長の2名、松本年史教授(サーツ会員)と安部重孝(サーツ常務理事)の2名、協力研究者として、外断熱専門家・㈱リン・ドスの東海林充相談役、シャープ化学工業㈱永江弘武取締役、耐震診断補強専門家・秋山友昭執行役員、今年度のテーマには地球温暖化による凍結土層の融解による地盤の建物への影響を調査するための地盤調査の専門家東京ソイルリサーチ㈱の牧すみれ氏、加藤健太氏の7名と中村勉先生合わせて8名がNPOサーツグループのメンバーとして参加した。
日程NPOグループは2019年8月27日~9月3日、国土交通省のお二人は8月28日~9月3日。
8月27日(火)成田発14:40~ウランバートル着19:15、8月28日(水)スケジュール
打合、モンゴルJICA事務所を訪問。8月29日(木)道路交通省訪問、UB市長会見、8月30日建設局訪合、8月31日(土)シンポジウム打合。8月31日(土)及び9月1日(日)
モンゴル科学技術大学において「モンゴル建築技術シンポジウム」、9月2日(月)ウランバートル市内外断熱改修工事集合住宅視察、JICAモンゴル事務所訪問、9月3日(火)帰国。10月、モンゴル行、外断熱改修提案の試行、ウランバートル市への説明、現在、報告書検討中。
モンゴル国の面積は日本の4倍、人口は約300万人、ウランバートル市の人口はその1/2約150万人です。ウランバートル市は、冬季―35℃で、外断熱のWPC集合住宅(5F,9F,12F)に1/3の人が住んでいて、暖房を行う石炭火力発電所の環境問題もあります。
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第3回講座
7月25日(木)
18:00~ 20:00
終了しました。 |
テーマ:「ドイツの職能教育」-マイスター制度の現在-
日時:令和元年7月25日(木)18:00~20:00
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:浅野忠利 サーツ会員(元竹中工務店常務)
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円)
募集人員:25名
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【講義概要】
□前 提:ゲルマン民族固有の信頼社会(自由と信頼と寛容)で育まれた教育制度
□経 緯:中世の同職組合 zunft,gildeの職人が育んだ三大成果の一つ
①SPD(社会民主党)創立1856、②共同決定法1951、③職業教育制度の確立1969
□ドイツの教育制度:10歳で高等教育・職業教育を選択
15歳で職業教育の職種と研修企業を決定
□デュアル・システム: 中世以来の徒弟制度と学校教育制度の結合 19世紀から制度化が進む
(職業教育制度) 毎年50万人以上が参入
企 業:授業時間の2/3 を実技実習,
職業学校:授業時間の1/3 を理論(経営、職種毎の専門知織等)
期間は2年から3年半、さらにマイスター meisterへ
卒業をもって職人 geselleとなるための卒業試験の機会は2度
□職業教育の法的裏付け:連邦基本法12条:職業、職場、職業教育の場の選択の自由
企業研修は連邦法関連制度、職業学校は州の法制度の枠内で
連邦では職業教育法1969と手工業規則(中世以来の伝統)1953
□手工業の位置付:職種数で45%、企業数で29%、就業者数で13%、売上で8%
□手工業の実態:職業教育対象327職種の内147職種 2016
□建設関連業種の位置付:手工業の過半
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第2回講座
7月16日(火)
18:00~ 20:00
終了しました。 |
テーマ:超高層マンション大規模修繕工事シリーズ(その3)
ー最近の外装材の耐久性についてー
日時:令和元年7月16日(火)18:00~20:00
会場:建築技術支援協会(サーツ) 会議室
講師:永井香織先生
日本大学生産工学部 准教授(工学博士 一級建築士)
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円)
募集人員:25名
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【講義概要】(NPO法人 建築技術支援協会 理事 丸山和郎 記)
2016年7月、10月の2回にわたって開催された「超高層マンション大規模修繕工事シリーズ」に続くシリーズ(その3)です。
前回シリーズ(その2)では永井先生主幹の日本建築仕上学会超高層集合住宅WGが、超高層マンション大規模修繕工事において何が課題で、どのような考え方で進めるのがよいのか、計画、工事、そして材料の立場から見えてくる課題について検討を進めていることが紹介されました。
今回は、使用材料に求められる課題の中から、シーリング材と塗料を中心に外装材の耐久性について、最近の調査研究結果等を交えながら先生のご講演をいただきます。
マンション大規模修繕工事に関わる設計・監理技術者、マンション管理組合役員、改修工事専門業者ほか、関心をお持ちの一般の方々がこのセミナー受講により、超高層マンションのみならず、中高層マンションの大規模修繕工事にも適用可能な条件下での、外装材の耐久性に対する新たな知見を得られるとともに、耐久性能を左右する重要ポイント等、意見交換頂けるような場になることを期待します。
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第1回講座
5月10日(金)
18:00~ 20:00
終了しました。 |
テーマ:「SDGsについて―建築・まちづくりの活動の取り組み、挑戦」
日時:令和元年5月10日(金)18:00~20:00
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:中村勉氏
中村勉総合計画事務所代表/前建築士会会長
低炭素社会推進会議代表議長
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円)
募集人員:25名
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【講義概要】
1. 2050年問題 低炭層社会 と 人口縮減社会
2. SDGsへの課題
3. 木造でつくる次世代社会
4. パッシブ型環境基本性能
5. 分かち合い団地
6. 東日本大震災復興提案
7. 地域エネルギー と ローコストZEN そして OFF-:GRIDへ
8. インド低所得住宅への挑戦
9. パッシブ型が低炭素社会をリードする基本コンセプト
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