第6回
11月25日(火)
18:00~ 20:00
終了しました
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テーマ:
「モンゴルで建築技術シンポジウムを開催して―その2」
―ゲル観光、建築現場視察、そしてシンポジウム報告―
日時:平成26年11月25日(火)18:00~20:00
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:安部重孝他 シンポジウム参加講師
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1000円)
募集人員:25名 |
プログラム:
1. 建築技術シンポジウムの続き
(1) 環境・設備 向野元昭
(2) 防災・設備、そしてもう一つ 吉田一空
2.モンゴル建築技術交流5カ年から―ゲルについて等 松本年史(共立女子大教授)
3.ウランバートル新空港工事及びスルガコーポレーション
PC工場・フオ―シーズンプロジェクト見学 松本年史(共立女子大教授)
4.まとめ 松村秀一 (東京大学教授)
司会 安部重孝
*講師はサーツ会員
講座概要:
1. 建築設備、環境配慮型の建築と都市認証、防災設備についての講演と質疑応答について紹介します。
そしてもう一つは吉田さんの以前のモンゴル行と今回のゲル泊で仰ぐ草原の満天の星空写真の紹介です。
2. 今回のモンゴル行の提案者松本さんが、モンゴル科学技術大学、
建築技術者、業者等との5年間の交流、建築技術交流に関する思いがありますが、ここではゲルについて語ります。
3. 2つの見学紹介です。ウランバートル新空港は円借款で梓設計及びオリエンタルコンサルタントの設計、監理で建設中です。施工者は韓国・サムスンです。ターミナルビル、コントロールタワー棟等の見学。
スルガコーポレーションのPC工場とスルガコーポレーションがデベロパーとして、また施工者として開発中のフオ―シーズンプロジェクトの見学。完成・居住している7階建集合住宅3棟構成の3群と完成したばかりの完売している16階建集合住宅(平均160㎡/戸)1棟。開校しているISUなど。まだ広い敷地があり16階建集合住宅数棟など建設計画は続いています。
4. モンゴルは冬季は-40度と極寒の地で、ウランバートルは周辺のゲル地区では石炭の煙の公害問題が大変のようです。市内の建物には外断熱が欠かせない、日本の自動車も多く交通渋滞はひどく騒音対策も問題となっていて、防音対策の質問もありました。
日本の建築技術に対する期待が高く、次回のサーツの建築技術講習会への要望も多く聞かれました。
日本の相撲横綱はモンゴルが支えています、モンゴルの建築技術を支えますか、今後の交流を考え、まとめを行います。 |
第5回
10月24日(金)
18:00~ 20:00
終了しました |
テーマ:
「モンゴルで建築技術シンポジウムを開催して―その1」
―ゲル観光、建築現場視察、そしてシンポジウム報告―
日時:平成26年10月24日(金)18:00~20:00
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:安部重孝他 シンポジウム参加講師
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1000円)
募集人員:25名 |
プログラム:
1.はじめに 安部重孝
モンゴルと日本の関わり、サーツ・モンゴル行のいきさつ
2.モンゴルプロジェクト 岡本 直
スケジュールとシンポジウム前の観光、ゲル視察
3.建築技術シンポジウムと現場見学
-日本の建築技術の紹介・建築現場見学と質疑より
(1)コンクリート材料技術、RC造工業化工法 岡本 直
(2)構造規準・耐震設計 安部重孝
(3)建築現場見学と品質管理 筒井 勲
*講師はサーツ会員
講座概要:
1. モンゴルにおける世界の投資―ヨーロッパが多いようですが日本はどうでしょうか、日本の企業進出―ウランバートル新空港は円借款で梓設計さん設計により工事中です、建設業はどうでしょうか、等について及び今回のサーツモンゴル行のいきさつを紹介し、モンゴル行の意義を考えてみました。
2. 本年8月22~27日モンゴル行スケジュールを紹介し、シンポジウム前に先ずモンゴルを見てみようとしました観光・視察の楽しさをお伝えします-首都ウランバートル周辺のゲル+戸建集落、ジンギス・ハーンのモンゴル高原統一からオゴタイ、フビライ・ハーンと続くモンゴル帝国の13世紀村、草原の中のゲルで宿泊、モンゴルを構成する360のSUM(町、村)の一つの訪問し、村議会では質疑、歓迎のゲルでは馬乳酒もあり等観光も充実していました。
3. 今回の主目的の建築技術シンポジウムをモンゴル科学技術大学で行った講演とモンゴルの参加者からの質疑応答を紹介しますが、われわれもモンゴルの実情を把握しようと質議応答しましたのでそれらを紹介します。
また、事前にモンゴルの建築現場の実情を知ろうと鉄筋コンクリート造現場視察をしましたので紹介いたします。
*その2では建築技術シンポジウムでの環境・設備・防災等についても紹介します。国交省も9月4、5日に「日本・モンゴル耐震建築・高層建築記述セミナー」を行っています。今後のサーツの対応につきましてもご意見をいただきたいと思います。
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第4回
7月24日(木)
18:00~ 20:00
終了しました
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テーマ:
「高齢化が進む団地の生活支援住宅の在り方」
-サービス付き高齢者住宅-
日時:平成26年7月24日(木)18:00~20:00
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:大原一興 横浜国立大学教授
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1000円)
参加者:20名 |
講座概要:
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第3回
5月28日(水)
18:30~ 20:30
終了しました
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テーマ:
「文化財建造物保存修理技術と新たな町づくりの可能性について」
-山鹿市「八千代座」の平成大修理から得られたもの-
日時:平成26年5月28日(水)18:30~20:30
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
講師:賀古唯義氏 (公財)文化財建造物保存技術協会 副参事
受講料:無料 (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1000円)
参加者:25名 |
講座概要:
1 巷間「文化財」と聞けば、大切に護るばかりで人に使わせない「凍結保存」をしていると考える人が多いようです。しかし文化財保護法の第1章第1条の冒頭をご覧ください。「この法律は、文化財を保存し、且つ、その活用を図り、もって国民の文化的向上に(後略)」とあり、保存と活用は文化財保護の両輪なのです。とりわけ建造物の文化財は、歴史の生き証人として後世に真実を伝える重い任務を持つ一方で、今この時に使われてこそ光輝くという側面があります。その両立は実務上、可能?不可能? 筆者のような文化財修理技術者にとって永遠の課題ですが、根幹は歴史の真実です。
2 「歴史を活かしたまちづくり」という言葉を良く聞くようになりました。日本中の町がミニ東京になりかけた深い反省から生まれた真摯な考えだと思います。でも、ふと気が付くと多くの町が民芸調のセットのようになっていないでしょうか?まちづくりにおいてハードとソフトは車の両輪と思いますが、そこには作り物でない本物の姿・考えが通底していなければならないのではないか?
あまり関係がないように思える二つの課題ですが、実はよく似た面があるのではないか?浅学非才の筆者には手に余る問題ですが、九州の小さな町に護り残された素敵な芝居小屋の修理を通じて、古いものが持つ新しさをお伝えできれば幸いです。 |
第2回
3月10日(月)
18:00~ 20:00
終了しました |
テーマ:「建築生産の変革を目指す世界の潮流
BIMとその最新動向」
講師:山下純一 IAI日本代表理事
会場:NPO法人建築技術支援協会(サーツ) 会議室
受講料:無料 ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1000円
参加者:9名 |
講座概要:
ここ5、6年の間に急速に広まりつつあるBIM(Building Information Modeling)は、建築の設計・生産・運営を大幅に変える可能性を秘めている。BIMは、施設(建物)の3Dオブジェクトモデルを中核としたディジタル・データをライフサイクルにわたる関係者が生成、追加、変更、更新、参照を行って建設・維持管理のプロセスを遂行しようとする概念である。
3Dオブジェクトモデラーの進化、PCの性能向上、ソフトウェアのデータ連携の標準化が進んだお陰で日本でも多くのプロジェクトで使われ始め設計・生産プロセスの変革を予感させるまでになってきた。
何故BIMが急速な広がりを見せているのか?また、世界と日本における政府や民間のBIMに関わる最新の動向について事例を交えて述べる。
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特別講座
1月27日(月)
18:00~ 20:00
終了しました |
テーマ:「建て替えなくてもできる団地再生」
―中層エレベーター設置の技術情報と展開動向―
註:当講座は公益財団法人「建築技術教育普及センター」の教育普及事業の一環として開催するものです。
講師:小畑晴治 集合住宅部会長
丸山和郎・濱中冬行 マンション管理組合支援事業部プロジェクトマネージャ
会場:NPO法人建築技術支援協会(サーツ) 会議室
受講料:無料
参加者:16名 |
講座概要:
全国に100万戸以上現存する中層階段室型住宅は、居住性に優れ、近隣コミュニティの
形成にも効果的な居住環境を実現しています。また、耐震性能や耐久性能にも優れ、構造躯
体の耐用年数は100年以上あるという専門家がいるほどの評価ですが、エレベーターの設置が難しいという大問題が残されおり、団地再生を考える上での隘路となっています。
近年、できればここで暮らし続けたいという高齢住民の声が増え、社会的にも居宅型の高齢者支援サービスを重視せざるを得ない状況が生じていることから、建築技術支援協会では、中層階段室住宅へのエレベーター設置方式の研究」に取り組んできました。
この講習会では、国や公的機関、大学で研究開発されてきた、エレベーターの改修設置技術の到達状況と課題を分かり易く紹介し、近未来の団地再生に向けた取り組みを、居住者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと考えています。 |