シンポジウム・セミナーのご案内

平成20年度「サーツ寺子屋」

7月22日(月)
18時~

(終了)

講 師:和田 章・東京工業大学教授・NPOサーツ代表理事
テーマ:「四川大地震現地視察より」

紹 介:5月12日に起きた「四川大地震」は死者7万人余の大震災で日本を始め海外からの支援が行われたことなど大きく報道されました。和田章先生は、新聞やテレビにも出演され専門家の立場でご発言されています、また、5月21日から5日間緊急に現地調査を行われました。今回は、身近に皆様にお話をして頂くことになりました。
9月24日(水)
18時~  

(終了)

講 師:矢作和久・NPOサーツ会員
テーマ:「建築紛争と民事調停」

紹 介:当事者同士の話し合いでは解決できなくなった「建築紛争」は、どのようにして解決が図られているでしょうか。紛争に巻き込まれないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。巻き込まれてしまったらどうしたらどうしたら良いのでしょうか。東京地方裁判所と東京簡易裁判所の調停委員として、多数の事件の「民事調停」に関係されたご経験を具体的に開示していただきます。
10月27日(月)
18時~

 

(終了)

講 師 小松幸夫・早稲田大学教授・NPOサーツ会員
テーマ 「マンション大規模改修について」

多くの分譲マンションでは、大規模修繕が問題となっています。管理組合は大規模改修計画を懸案の課題としています。小松先生は、管理組合へのアンケート調査をされ、さらに、某建築事務所の協力を得て行った大規模修繕工事見積書の分析を通して、長期修繕計画や大規模修繕工事の実情についてお話しをしていただきます。
マンション管理組合の懸案事項にお答えいただくご講演と期待してご参加ください。
また、小松先生は、「建築の寿命推計に関する研究」で2008年日本建築学会論文賞を受賞されています。懇談の中でお話を期待しています。
11月10日(月)
18時~

(終了)

講 師:米田雅子・慶應大学教授・NPOサーツ常務理事
テーマ:「建設業と林業の連携で森林再生」
国際的な木材需給の逼迫により、国産木材価格に復調の気配が出てきた。戦後に植林された大量のスギやヒノキは利用できる段階に入りつつある。日本の林業を復活させる絶好の時がきた。
これまで林業と建設業は別々の業界で、連携することがほとんどなかった。しかし、林業のノウハウを土台にして、建設業の路網整備や機械力を組み合わせれば、持続可能な林業経営の仕組みが構築できる。木材の安定供給が実現すれば、地場木材産業、バイオマス事業、住宅産業が活性化し、中山間地に多くの雇用が生まれる。
岐阜県ひだ林業建設業森づくり協議会のパイロット事業をもとに、林建共働の可能性を述べる。
12月3日(水)
18時~

(終了)

講 師  安部重孝・NPOサーツ理事 
テーマ 「オリンピック後の北京、天津そして曲阜・泰山・青島」
日中建築構造技術者交流会は、第1回1993年北京(精華大学)、次に上海(同済大学)、そして深川(深川大学)、大連(大連理工大学)、西安(西安建築科技大学)、杭州(浙江大学)、重慶(重慶大学)と原則2年間隔で行われ、毎回参加してきました。そして第8回が2008年10月北京(北京工業大学)で行われました。
オリンピック後の北京、北京-天津高速鉄道27分の天津、そして交流会後に訪問した、論語を訪ねて-孔子の郷・曲阜、世界自然遺産・泰山、ドイツ・日本の昔が残る青島のお話をし、15年前の北京と現在の北京を比較しながら今後の建築技術者としての交流・観光もあります-について語り合おうと思っています。
2009年
1月22日(木)
18時~

(終了)

講 師  向野元昭・NPOサーツ会員 
テーマ 「ロングライフビルとは何か。10の実例から得られたもの。」
日本の建物の寿命は、大変短いと言われています。どうしたらもっと長く使われる建物ができるかを、「ロングライフビル技術研究会」が見学と講演会を通して探ってきました。2002年のパレスサイドビルから始めて、日本IBM本社、新宿三井ビル、霞が関ビル、コープオリンピア、目黒区総合庁舎、新大手町ビル、三井本館、UR都市機構技研、国立代々木競技場の興味深い10例についてご紹介するとともに、LLBの長寿の秘訣について得られた知見をお話ししていただきます。