分野別会員紹介
木村 博則(きむら ひろのり) |
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正会員 |
(株)石本建築事務所 顧問、
人・環境ラボ代表 |
専門分野 | 環境工学、環境配慮計画、建築設備 |
こんな活動ができます/技術指導・講師・研究など | (1)協会での活動の目的
| 経験・実績 | ・ホンダ青山ビル(本田技研工業本社ビル)竣工1985年
設備設計担当、改修計画・リノベーション担当(1999年以降継続して担当)、 継続的省エネ改修に伴う調査研究、冬季のゼロエネルギーバンド制御の研究(2019年) ・キッコーマン野田本社屋 竣工1999年 設備設計担当、パッシブ性能調査研究(2001年) ・早稲田大学36館 竣工1999年 設備設計担当、躯体蓄熱研究(委託研究)2000年~2002年、空調電子式風量制御方 VAV方式の調査研究(2000年~2002年) ・自治大学校:2003年竣工、延床面積2,8615m2 国土交通省監修のグリーンビルディングとして立川市郊外に建設された教育施設。 全国の地方行政を担う人材を育成し、教育する研修施設です。受講者は敷地内の寮に 居住し、年間のプログラムの下で幅広く教育を受ける大学校。 |
現在の職業など (退職時の職業など) |
人・環境ラボ代表、石本建築事務所 顧問として、環境配慮計画の業務支援・研究開発、教育指導の業務などを担う。 |
資格・受賞など | ・資格等:1級建築士、設備設計1級建築士、博士(工学)、CASBEE評価員 ・受賞等:空気調和・衛生工学会特別賞十年賞、JIA25年賞、BELCAベストリフォーム賞 |
略 歴 | ◇略歴
1970年3月 香川県立高松高等学校卒業 1977年3月 早稲田大学大学院理工学研究科(機械工学専攻)修士課程卒業 1977年4月 株式会社石本建築事務所入所 1998年4月 株式会社石本建築事務所環境設備計画室部長 2004年3月 宇都宮大学大学院工学研究科エネルギー環境科学専攻博士課程卒業 2011年4月 石本建築事務所執行役員環境統合技術室室長 2017年4月 石本建築事務所顧問 2020年4月 石本建築事務所エンジニアリング部門環境グループ顧問 2021年4月 石本建築事務所を退職 2021年5月 人・環境ラボ代表、石本建築事務所 顧問(コンサルタント) ◇教育活動 2005年~現在 千葉大学工学部総合工学科都市環境システムコース 非常勤講師 2012年~現在 獨協大学全学総合講座講師(環境学) ◇学会活動 2005年~2006年 日本建築学会活動関東支部常議員 2013年~2014年 日本建築学会活動関東支部代議員 2018年~現在 日本建築学会 環境工学委員会省エネルギー計画手法開発小委員会委員 ◇建築設備綜合協会活動 2005年~2016年 月刊誌「BE建築設備」編集委員長 ◇今後取り組むべき活動等 ・我が国の省エネルギーへの取り組みは、建築分野においては、1990年度比で2020年 度では約-2.4%に過ぎない。現在は、我が国は2013年度比にて2030年度46%削減 の目標設定の実現において、これからの10年が大切であると言われている。 ・国を挙げて取り組まなければならないのですが、そのような状況にはなっていないと 感じております。この状況を打開するためには、身近で確かな省エネルギー技術を、 より多くの既存建築物に普及させるムーブメントが必要と思っております。 ・全国の417の自治体において、2050年の脱炭素化ゼロが宣言されています。これらの 実現のためには、これら担うコンサルタントとしての建築士を、より多く育成するこ とが最重課題と考えております。 |
実績リスト | 別紙参照 |
論文・著作など | 代表的な論文・著作を以下に紹介いたします。 (1)ホンダ青山ビルに関わる論文、受賞 (2)キッコーマン野田本社屋に関わる論文、受賞 (3)早稲田大学36号館に関わる論文 ・論文 風量計測により制御するVAV方式の省エネルギー実測結果 ・論文 風量計測により制御するVAV方式の送風効率に関する実測結果 (4) 既存改修に関わる論文 ・論文 建築ストック活用とそのライフサイクル評価の検討 ・論文 建築ストック活用とそのライフサイクル評価の検討 (5) 著作 |
その他・コメント | 若い世代とともに、豊富な経験を有するベテラン、高齢者等の指導者も、これからの設計に期待されるコンピュータ・シミュレーションに取り組むことで、建築分野のエンジニアリングが加速的に向上するのではないかと感じております。 |