建物の維持管理と同時に、長期にわたりその資産価値を維持する価値管理の視点から助言・提言を行います。

環境・衛生・省エネルギー・バリアフリー対策・安全性の向上など、居住者の要求に応えるため、しっかりと建物診断を行った上で、そのマンションにふさわしい「修繕工事仕様」と「修繕設計」をまとめ「修繕予算書」を提言します。この際、不要不急の修繕工事は控えて、できるだけ将来に備え資金を貯えるようアドバイスをします。

競争入札による施工業者の選定にあたっては、見積参加要綱の作成、現場説明書の作成などに始まり、最終の工事契約に到るまでを通じて、的確な助言を行います。

着工後は、設計通りの工事が行われるように厳正な工事監理を行います。

完成引渡しに当っては、施工の最終検査を行い、適正な清算を仲介し、「完成報告書」の監修をします。

工事完了後は、建物の将来的価値を保つため、通常の「中・長期修繕計画」よりも広い視点で長期価値管理計画を提案します。 (更に必要に応じて)

単なる修繕計画だけでなく、外観デザインの見直し・耐震化・新しい設備の導入などの改善のデザイン・改修設計の提案を行います。

それぞれのマンションが有するリソースやポテンシャルに着目した資産活用(例えば、残余敷地利用・屋上利用・集会所の公開などの共用部の活用)についても提案します。

緑化や水辺の創設など地球環境保全対策と豊かな屋外空間の提案をします。

望ましい「コミュニティーの形成」を目指したアドバイスをします。

地域社会と融和する豊かなマンション環境の創設を目指します。

小規模なマンションのポイント型支援も積極的に行います。